趣味編ー落語その1

落語は本当に大好きです。好きな落語家はたくさんいます。

あくまでも私の私見ですが、落語の本当の面白さは直接、

なま(ライブ)でやっている演芸場に行かないと味わえ

ません。あとはその落語家の独演会。

これはその落語家の持ちネタを二つぐらいたっぷり時間

をかけてやってくれるので、好きな人には堪まりません。

テレビではBSやCSチャンネルでたまに落語放送をやって

いてもお目当ての落語家はなかなか出てこないし、落語の

CDの音だけでは落語家の身振り手振りや豊かな顔の表情

はみえないので本当の楽しさは伝わりません。

今、東京にある演芸ホールは次の四つです。上野広小路

にある鈴本演芸場、浅草にある浅草演芸ホール、新宿に

ある末広亭、池袋にある池袋演芸場です。料金は結構バラバラ

です。目安としておおむね3000円くらいです。

昼席(およそ12時半から4時半)と夜席(5時から9時)の入れ

替えのところもあれば。入れ替えなくずっと見られるところ

あります。つまり入れ替え無しのところは、お昼から夜の

9時まで3000円で「ずーっと」いられるわけですから、時間を

持て余した暇なお年寄りにはうってつけの場所と思います。

もちろん、お客さんが飽きないように落語以外に漫談や紙切り、

奇術、曲芸、三味線音曲、講談など色々な演目が入れ替わり出て

きます。

この四つの演芸場は私のお目当ての落語家がトリ(最後に長めの

演目を30分くらい演じる各席の最後に出てくる落語家)の時は、

時間があればどこにでも行きます。

私の大好きな落語家について簡単に述べましょう。

(あくまでも私の好みですよ)

古今亭文菊さん(ここんていぶんぎく)

古典落語専門。まだ40歳くらいですが、落語の腕は一流です。

お坊さんのような坊主頭で目がクリっとして結構イケメンです。

この人の女性を演じる技術はとても素晴らしいです。

古今亭菊之丞さん(ここんていきくのじょう)

古典落語専門。文菊さんの兄弟子、50歳くらい。大河ドラマ

の韋駄天(いだてん)の落語指導をしたことでも有名です

。酔っ払いを演じさせたら天下一品でしょう。

三遊亭園歌さん(さんゆうていえんか)

新作落語専門ですが、何しろ笑わせてくれます。60歳くらい。

この人の落語は最初から最後まで爆笑の渦が会場内に巻き

起こります。別名、令和の爆笑王。

隅田川馬石さん(すみだがわばせき)

古典落語専門。この人の落語は何をやらせても独特な味が

あります。50歳くらい。特に本格敵な長編の落語に取り組む

姿勢は落語界の職人のようです。頼りないおどおどした

男性を演じさせたら抜群です。

今日はこのくらいで、お後がよろしいようで。

落語編 完