趣味編ー食べ歩き 銀座編2
銀座編2-竹葉亭ほか
前回の銀座編1の続きです。
ウナギが無性に食べたくなったら銀座三越の向いにある
竹葉亭(ちくようてい)の銀座店によく行きます。頼むのは
大体うな丼です。うな重との違いは質は同じでウナギの大きさ
だけなので、私は安い方のうな丼で充分です。肝すいは大好き
なので必ず頼みます。昔は外人の観光客(特に中国の人)で
いつもかなり並ばなければいけなかったのですが、今はコロナ
の影響で空いていてとても楽ちんでいいです。ここのうなぎは
本当に「ほくほく」という表現が正にぴったりで身がとても
柔らかいです。しかし、スーパーで売っているような「べちゃ」
とした柔らかさでないのでとても美味しいです。
あとこのお店で忘れてはいけないのが、鯛茶漬けです。ゴマの醤油
ベースのたれに付け込んだ鯛にアツアツのご飯とほうじ茶が付いて
きます。最初は温かいご飯に鯛をそのまま載せて少しだけ食べます。
ある程度それを堪能したら次にご飯に残りの鯛をのせてあつあつの
ほうじ茶を廻しかけ、お茶漬けにして一気にかっ込みます。うまい!
ウナギが飽きたら鯛茶漬け、鯛茶が飽きたらウナギへ、という
ローテーションで良く攻めてます。
次によく行くのが、銀座6丁目にある椿屋珈琲店です。ここは
ウエイトレスが全員大正時代の女給さんの恰好をしており内部の
つくりもレトロな雰囲気があり、面白いですよ。ここのコーヒー
は少し高いけど(1杯1000円ぐらい)本当にうまいです。あとここ
で食事を済ますときはビーフカレーがおすすめです。ここのビーフ
カレーはとてもコクがありうまいです。ただし、ごはんが黄色い
サフラン・ライスのみなので、私の好みのほかほかの白いご飯に
してくれたらベターなんですけどね・・。
あと、銀座でしか買えないお店として有名なのがかりんとうの
橘(たちばな)です。椿屋珈琲店の近くにあります。ここは私が
商社マンの時にたまに通っていた銀座のクラブのお姉さま
(ホステスさん)に教わりました。つまり、「銀座のお姉さま
御用達」で有名なお店だそうです。ふつうの黒いかりんとうで
なく薄い茶色の見た目お上品で、とてもきれいなかりんとうです。
おそらくコーティングのベースは「はちみつ」ではないかと思い
ます。カリッとして美味しいですよ。天塾の女子生徒にあげたら
「うまい、うまい」と、とても好評でした。
あと渋めのところでは、空也最中(くうやもなか)が有名です。
ここのお店もコロナになる前はすべて予約制で、何日も待たなければ
買えなかったのですが、今は前日に予約すれば翌日すぐ買えるので
ありがたいです。ここの最中は小ぶりですが、餡がぎっしり詰まって
いて、味はかなり甘めです。濃いめの、熱めの緑茶に合わせて食べる
と私のような年寄りには最高です。かの明治の文豪、夏目漱石が大好き
だったという話です。(ほんまかいな?)
以上