塾長の独り言 英語検定について その1
今日は英語検定に関してお話ししましょう。
まず英語検定の目安としてのレベルは、
5級 小学高学年から中学1年生レベル
4級 中1から中2レベル
3級 中3レベル
準2級 高1・高2レベル
2級 高2・高3レベル
でしょう。(あくまでも目安ですよ)
よく高校生で2級を取った人が受験に役立つからという理由で、
英検準1級とか1級やTOEICをめざす方がいますがこれはやめた
ほうが良いでしょう
。なぜなら準1級・1級及びTOEICに出てくる単語はあくまでも
時事英語やビジネスに出てくるもので大学生や社会人向けの
英語だからです。大学入試にでてくる単語とはまるで違います。
つまり試験にでてくる単語の質が全く違うのです。
受験生の時は英検は最終目標をあくまでも2級までとして、
合格は勿論のこととして得点率を85%から90%以上取れる
ように学習しましょう。
つまり英検はあくまでも基本レベルをクリアしさえすれば
資格を取らせる主旨のもので、大学受験のような落とすのが
目的の高いレベルの選抜試験ではないからです。
目安ですが次がおおむねの英検合格のガイドラインです。
5級 50%
4級 60%
3級 65%
準2級 70%
2級 75%
です。
問題の内容に比べて合格ラインが低いことが良く分かります。
つまり英検2級の問題で75%で受かっても一流大学に受かる
レベルには到達しません。
この基礎レベルの英語だと85%から90%以上取れないと
MARCH以上の大学受験に太刀打ち出来ないと思われます。
(早慶・上智は90-95%以上)
参考までに英検準1級以上は
準1級 85%
1級 90%
が最低合格ラインです。
試験内容もかなりハイレベルで、さらにこの得点率を要求され
るので、準1級や1級の合格者はかなりハイレベルな英語力の
持ち主とみなして間違いないでしょう。だからこれを持っている
大学生は就職の時にかなり有利になるのは間違いないでしょう。
以上