塾長の独り言 英語検定について その2

引き続き英語検定に関してお話します。

まず英検の対策としては過去問を丁寧にやることが一番の早道です。

英検は問題パターンがすべて決まっているので、過去問に慣れて

おけば同じタイプの問題しか出ないから対処が簡単です。

5級の筆記問題は大問1が文法と単語力を見る穴埋め問題15問。

大問2が会話文の短文をいれる穴埋め問題5問。大問3が基本

英作文の並び替え問題が5問で合計25問。時間25分。

リスニングは1部がイラストをみて英文の応答から答えを選ぶ

問題10問。2部はイラストがなく対話だけで答えを選ぶ問題5問。

3部は三つの英文を聞きイラストに合う答えを選ぶ問題10問で

合計25問。時間20分。

4級の筆記は大問1が文法と単語力を見る穴埋め問題15問。大問2

が会話文の短文をいれる穴埋め問題5問。大問3が基本英作文の

並び替え問題が5問。大問4がA)が掲示板の内容把握問題2問。

B)がEメールの内容把握問題3問。C)が1ページ程度の長文の

内容把握問題5問で合計35問。時間35分。

リスニングは1部がイラストをみて英文の対話と応答から答えを

選ぶ問題10問。2部はイラストがなく対話だけで答えを選ぶ

問題10問。3部は英文を聞き質問の答えを選ぶ問題10問で合計30問。

時間30分。

3級の筆記は大問1が文法と単語力を見る穴埋め問題15問。大問2

が会話文の短文をいれる穴埋め問題5問。大問3がA)が掲示板の

内容把握問題2問。B)がEメールの内容把握問題3問。C)が1ページ

程度の長文の内容把握問題5問。大問4が英語の質問に答える自由

英作文25~30字程度。時間50分。

リスニングは1部がイラストを見て英文の対話と応答から答えを

選ぶ問題10問。2部はイラストがなく対話だけで答えを選ぶ問題10問。

3部は英文を聞き質問の答えを選ぶ問題10問で合計30問。時間25分。

準2級の筆記は大問1が文法と単語力を見る穴埋め問題20問。大問2

が会話文の短文をいれる穴埋め問題5問。大問3がA)とB)で内容把握

及び語句の穴埋め問題5問。大問4がA)がEメールの内容把握問題3問。

B)が1ページ程度の長文の内容把握問題4問。大問5が英語の質問に

答える自由英作文50~60字程度。時間75分。

リスニングは1部が英文の対話と応答から答えを選ぶ問題10問。

2部は対話だけで答えを選ぶ問題10問。3部は英文を聞き質問の答え

を選ぶ問題10問で合計30問。時間25分。

2級の筆記は大問1が文法と単語力を見る穴埋め問題20問。大問2がA)

とB)で長文内容把握及び語句の穴埋め問題5問。大問3がA)がEメール

の内容把握問題3問。B)が1ページ程度の長文の内容把握問題4問。

C)が1ページ程度の長文の内容把握問題5問。大問5が英語のTOPIC

についての自由英作文80~100字程度。時間85分。

リスニングは1部が英文の対話と応答から答えを選ぶ問題15問。

2部は対話だけで答えを選ぶ問題15問。合計30問。時間25分。

上記の内容をかみ砕いてもらえれば一目瞭然ですが、出題パターン

がワン・パターンです。勿論、級に応じて文法や単語のレベルは

上がっていきますが出題形式はきわめて同じパターンであり、

級に応じた内容の基本文法と単語をマスターすれば簡単に合格できます。

また3級以上から出る自由英作文も全く恐れることはありません。

出題パターンが決まっているので英文での答え方も決まり文句の

パターンがあり、それを理解していくつか覚えておけばさほど

難しくありません。

またリスニングは内容を把握してから、英文を見ながら何回も

聞くというFollowingの練習を何度も繰り返して、英語が聞き

取れる「英語耳」になるようにしていきます。英語と日本語は

音のメカニズムが違うので、耳が英語音に慣れなければ聞き

取れません。Followingを繰り返すことによって必ず最初に聞き

取れなかった単語や語句が聞き取れるようになります。

筆記問題は過去問を理解できるまで繰り返し、わからない文法を

もう一度復習し、知らなかった単語は必ず辞書で確認(特に動詞)

してからしっかりと暗記していく。これが英検対策のベストだと

思います。さらに、高校や大学受験に直結する意味のある勉強に

なる筈です。

以上